ルマン30分耐久レースとは
グランツーリスモ7でクレジット(Cr.)を稼ぐ際におすすめのレースです。最大でCr.82,500,000獲得できます。
おすすめの車両
PP700以下の縛りがあり、ライバル車両はGr.4レベルの車両です。Gr.3やGT3車両を選択し、性能調整するのがおすすめです。
レースの内容
20台の最後尾からスタートします。1回か2回のピットストップが必要で、タイヤ交換と燃料補給を行います。難易度スポーツモードであれば、一周4:15前後がターゲットタイムとなり、これより早く走れる車両と運転技術があればコンスタントに1位をとれます。
天候
2周目までは雨は降らないですが、3周目以降の天候はランダムに変化します。弱雨で終わる場合もあれば、インターミディエイトの装着が必要な天候もあります。基本的にGr.3又はGT3車両を使用する場合はハードタイヤとインターミディエイトの2択になります。
レース戦略
30分耐久レースは無給油完走が不可能なのでピット戦略が必要です。
ピット戦略
レースは7周走り切る必要があるのですが、通常のフューエルマップでは燃料が3周しかもたないです。そのため、1ストップの場合、後半4周はフューエルマップをリーン方向に調整して燃費走行を行います。ピットロスが40秒以上あるので晴れたレースなら1ストップの方が速いですが、天候によっては2ストップを選択することになります。
タイヤ戦略
最速はハード3周→ハード4周、またはピットで給油だけしてハード7周ですが、雨がひどい場合はインターミディエイトに交換します。レアケースですが2周目途中にまとまった雨が降ることもあるのでハード2周後にインターミディエイトに履き替えも考えられます。2ストップの場合はハード→インターミディエイト→ハードが考えられます。路面が乾くとインターミディエイトが急速に消耗するので4周もたないので、ハードへの再交換が必要になります。
ターゲットタイム(難易度スポーツモードの場合)
コンスタントに1位を取るにはフリー走行で4分12秒以内に走れる車両と運転が必要です。レーススピードは状況によって変わりますが、ハードタイヤであれば4分15秒前後がターゲットタイムとなります。インターミディエイトは弱雨から路面が乾いた状態なら4分30秒、雨が強い状態でも4分50秒以内を目指したいところです。
色々な車で走ってみた
車両の性能調整等詳細は別ページで解説します。下記車両で挑戦してみました。難易度はスポーツモードです。
↓クリックでリンク先(走行動画含む)を表示
- TOYOTA FT-1 Gr.3
- HONDA NSX Gr.3
- SUBARU WRX Gr.3
- NISSAN GT-RニスモGT3('13)
- Mercedes SLS AMG GT3('11)
- BMW M3GT('11)
- Audi R8 LMS Evo('19)
各車両の性能比較
gt7dashboardで取得したデータを元に性能比較を行います。
性能比較方法についての関連リンク
- GT7 Dashboardでテレメトリーデータを取得
- GT7DashboardのJSONデータをC#で解析してみた
- 自作ソフトでGT7Dashboardの色々なデータをトレースした
- GT7DashBoardのデータで車両解析する
最高速比較
R8 LMS EVOの最高速が283km/hを記録して比較車両の中で最高速度を記録しました。WRX Gr.3の最高速が269km/hで比較車両の中で最も遅かったです。ルマンの場合は最高速がタイムに与える影響が大きいので、最高速が高いR8 LMS EVOとSLS AMG GT3('11)を選ぶとタイムが出やすいです。
最大加速比較
最大加速性能は結構差があり、M3 GT3('11)がダントツに高かったです。エンジンの最高出力が高いということでしょう。性能調整の影響もありますが、GT-R NISUMO GT3とWRX Gr.3のエンジンはやや非力な印象です。
平均加速性能
最高速付近を除く速度域で平均化した加速性能もM3 GT3('11)が最大性能を出しました。NSX Gr.3は最も低いので他の車両よりもエンジンパワーで劣ることがわかります。GT-R NISUMO GT3とWRX Gr.3は最大加速性能は低かったものの、平均加速はそれほど見劣りしないので、パワーバンドが広い扱いやすいエンジンであることがわかります。
制動力性能比較
ブレーキ性能はWRX Gr.3に軍配が上がりました。M3 GT3('11)の制動力が最も低い点が注意です。この車両は最高速は最も高いですが、ブレーキが比較的弱いということで、ブレーキングポイントの設定に注意が必要です。
旋回性能比較
高速コーナーの側面加速度を旋回性能としています。FT-1 VGT GT3とNSX Gr.3が3.49Gで最も旋回性能が高いです。WRX Gr.3が3.16Gと低いので高速コーナーは比較的苦手なのでしょう。ただ、この性能は前後のエアロ設定を変えるを大きく変化する可能性があります。
燃料消費量比較
この指標のみ低い方が優秀です。どの車両も燃料消費量が33%以下なのでフューエルマップの変更無しで3周は走れます。燃料消費量の多いSLS AMG GT3('11)は1ストップ選択をした際の燃費走行がよりシビアとなるため注意が必要です。