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PS5を冷やしたい

背景

約2年半使用しているPS5を今より冷やしたくなった背景です。

PS5の温度警告

普段はWQHDのモニターでプレイしています。グランツーリスモ7等の映像出力は120Hzに対応しているので、処理の負担はかなり大きいです。この前初めて温度警告が出ました(ほんの1~2秒ですが)。

試しにゲーム中の背面を触ってみる

PS5で一番熱くなるのは背面で、HDMIケーブルやLAMケーブルのあたりの排熱温度が最も高いように感じます。体温と比較しても軽く10度以上高い温度であることがわかりました。

前提条件

PS5は初期型ですが、型式はCFI-1200Aで2回目のマイナーチェンジを行った後後のモデルです。M.2SSDを増設しています。

ちなみに

初期型PS5は2回のマイナーチェンジで消費電力が変化しています。CFI-1200系はCFI-1000系比較で約10%程度の消費電力低減を実現しており、熱問題マシになっているようです。
公式情報ではありませんが、APUのプロセスが7nmから6nmに変更されたという情報もあります。

外付け排気ファンを試してみる

背面側にUSBポートに直付けできるファンがあるようです。

Answerの製品が安売りしていたので買ってみた

通常2000円くらいするようですが、なぜか1280円で買えました。

ファン単体で動作確認

まずは消費電流確認を兼ねて、単体で動作確認を行います。通常モードで0.3A、ターボモードで0.5A程度でした。AUTOモードも備えており、排気温度検出により自動で運転モード切替を行うようです。

まずは外部ファン無しで温度検証

測定点は排気部に近いヒートシンクとします。HDMIポートから温度計を斜めに指して、ヒートシンクに当てた状態でGT7のリプレイ映像を10分程度鑑賞後に測定しました。室温は約27℃で50℃程度まで上昇しました。約23℃の温度上昇となります。

温度測定の方法(追加排気ファンなし)

外部排気ファンを取り付けてみる

取り付けの寸法は全く問題ありません。スタンドと干渉することも無く、スタンドが外れにくいというメリットまで生まれました。

外部排気ファンを取り付けた外観
天面から見た外部排気ファン部分

外部排気ファンAUTOモードで温度測定

外部ファンありだと46℃程度となり、4℃程度の温度低下となりました。

外部排気ファンの効果まとめ

ファンありだと排気部フィンの温度上昇が約17%低下しました。AUTOモードで使用しましたが、起動直後以外はほとんどターボ状態で運転していました。

  • ファンなし:23℃上昇
  • ファンあり:19℃上昇
外部排気ファンありで温度測定

排気音がうるさすぎてボツに

外部排気ファンは冷却効果はあったのですが、音がうるさすぎたのでボツにしました。GT7はヘッドホンでやることが多いのでやってる本人は大丈夫なのですが、家族がいる場合はやめておいた方が良いです。家庭の平和のために別案を考えることにします。

ちなみに簡易的に動作音を測定すると、通常のPS5の動作音が40~45dBだったのに対し、外部排気ファンをつけると55dB程度になりました。

サードパーティ製フェイスプレートを買った

ネットで情報を集めると吸気ファン部分に吸気用の穴を空けた製品を発見しました。早速Amazonで購入。

DOBEWINGDELOU PS5 フェイスプレートを購入

サードパーティ製フェイスプレートの種類はそれほど多くないですが、初期型PS5用で吸気口があるのはAmazonでは下記製品一択というところでしょうか。価格は4,499円でした。純正のフェイスプレートよりは安いですが、気軽に試す金額ではないかな。

販売元は"Shenzhen Chengchuang Zhilian Technology Co., Ltd."とあり、中国企業の製品と推測します。

割とちゃんとした梱包で届いた

PS5と一緒に並べてみました。

内容物を確認

フェイスプレートに加えフィルターと説明書が入っていました。質感は悪くないですが、小さな黒い汚れがついているところがありました。

フィルターを貼り付けた

フィルターには両面テープが貼り付けてあり簡単に装着できます。掃除機で吸ったり出来なさそうなのでホコリがたまったら交換する設計のようです。

純正品と比べてみる

新しいフェイスプレートと純正品を比較するとなんだか寂しいです。吸気口はついていますがPSマークがなくなってのっぺりしています。

純正スタンドも問題なくついた

純正品だと〇△▢✕模様がついているところに装着しますが、新しいフェイスプレートには斜め線が入っています。

裏側から見た純正スタンドの取り付け位置

スタンドを中心に取り付けましたが、ちゃんと干渉しないように設計されています。

温度を測って効果をみてみる

新しいフェイスプレートを付けた状態にしました。ファンの検証と同じようにGT7のリプレイ映像を流して温度を測定してみます。

温度の測定結果

純正フェイスプレートの場合、室温は約27℃環境で排気口付近のヒートシンクは50℃程度まで上昇しました。吸気口ありフェイスプレートの場合、温度は43℃程度に抑えられました。

  • 純正フェイスプレート:23℃上昇
  • 吸気口ありフェイスプレート:16℃上昇

騒音の変化は体感ではわからない

温度測定の結果から、風量が増加しているのですが体感では騒音は変わらないです。ホコリを吸い込みやすくなる問題はあるかもしれませんが、音に関しては問題にならないでしょう。

ステッカーで見た目を整えてみる

新しいフェイスプレートはPSマークが無く、のっぺりしていて寂しいので、公式が出しているステッカーを貼ります。

楽天で公式ステッカーを購入

細君に購入してもらいました。送料込みで1,000円弱でしたが、なかなかしっかりしたシールです。

冷え冷えPS5完成

近くで見るとステッカーが浮いている感じがしますが、遠くから見ると良い感じになりました。

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